ジムニーは軽自動車ということで、どうしてもその寸法が限られています。室内空間はお世辞にも広いとは言えません。リアシートを起こした4人乗車状態では「ラゲッジスペース」はほぼ無いも同然。ですので私は、リアシートは常に畳んだ状態にして使っています。そうすると、フラットで真四角なラゲッジスペースができるので、使い勝手は格段に良くなります。
この限られたスペースを有効活用してさらに使いやすくしたい! ということで、ラゲッジルーム周辺に収納系を中心としたアクセサリーパーツを取り付けてみました。
EXEA ジムニー専用ブラックサイドバー

まず取り付けたのが、リアシートのアシストグリップを外してそこに装着するサイドバーです。私の使い方では、基本的にリアシートに人が座ることはほぼありません。だったらアシストグリップもいらないだろうということで、このバーに置き換えてしまいました。天井サイドバーを入れることによって、ハンガーを使って上着をかけておいたり、車中泊時にランタンをぶら下げたりすることができるようになります。
購入価格~3691円
おすすめ度~★★★★



MK&JAMT 天井ネット

ラゲッジルームの天井部分にサイドバーを入れたので、それを利用して天井ネットも取り付けました。軽いけどちょっとかさばるような荷物(ブランケット、バスタオル、フロントサンシェードなど)を収納するのに良いだろうと思い、天井ネットを装着してみました。
購入したのはアマゾンで見つけた「MK&JAMT」という聞いたこともないブランドの商品。こざっぱりした梱包からも、アマゾンではよく見かける中華系アイテムかと思われます。
とはいえ、中華系でもこれがなかなかの優れモノ。ティッシュホルダーが付いていたり、二層構造となっていて小物の収納もできるようになっていたりと、いろいろな工夫がなされていて非常に使いやすいネットとなっていたのでした。
購入価格~2703円
おすすめ度~★★★★



BON FORM ジムニー専用ノンスリップラゲッジマット

ジムニーのリアシート背面はプラスティック製。リアシート背もたれを倒して、ラゲッジルームを拡大すると、このプラスティック面の上に荷物を置くようになります。ところがプラスティック製ということで、載せた荷物が走行中に滑って動いてしまったり、プラスティック面が滑って動き回った荷物によってキズだらけになってしまったりと、良いことが何一つありません。
そこで、このプラスティック面を覆ってしまうラゲッジマットを敷くことにしました。これで上記の問題を一気に解消することができるはずです。
選んだのはボンフォームの「ジムニー専用ノンスリップラゲッジマット」。
商品をパッケージから取り出してまず感じたのが「かなりぶ厚いな」ということでした。厚みがある分、写真で見ていたよりもずっしりとした重みがあり、安定性・耐久性が高そうな印象です。
また、「ジムニー専用」をうたうだけあって、マットの形状はジムニーのラゲッジスペースにすき間なくピッタリと収まります。マットは3分割となっており、リアシート背面部を覆うメインのマットが1枚、それにタイヤハウスの上を覆うマットが左右に1枚ずつ、計3枚の構成。メインのマットはシートのすき間に挟み込んだり、ゴムひもを引っかけたりしてズレないように固定します。サイドの2枚はただ置くだけですが、マット裏面も滑り難い加工がされているので、オフロード走行などかなり激しく走ってもサイドマットがズレてしまうようなことはありません。
一方、肝心のマット表面は細かいシボ状の凹凸が刻まれており、荷物を乗せても簡単に滑ってしまうことはなくなりました。
購入価格~5566円
おすすめ度~★★★★






セイワ ジムニー専用ラゲッジ収納ボックス

カー用品メーカーのセイワからシリーズ化されているジムニー専用グッズ。その中のひとつである「ジムニー専用ラゲッジ収納ボックス」を装着しました。ジムニーのミニマムな空間のデッドスペースをうまく活用した、便利な収納アイテムです。
この商品はジムニー専用をうたうだけあって、ホイールハウス上のデッドスペースにぴったりと収まるサイズに仕立てられているのがポイント。なので、リアシートを倒しているときはもちろん、起こした状態でもリアシートに干渉することなく使うことができるようになっています。取り付けはサービスホールに付属のねじ4本で固定するだけと、非常にお手軽。フタも付いているので、走行中にボックスに入れた中身がこぼれ出てしまうようなこともありません。また、このフタ部分はしっかりとした作りになっており、後席使用時のひじ掛けや、スマホなどの軽量な小物を一時的に置いておくテーブルとしても使えるようになっています。
ジムニーのラゲッジルームには、アンダーボックスが純正装着されています(一部グレードを除く)。しかしこれだけでは容量もそれほど多くなく、一時的に小物を入れておくようなスペースがもう少しあると便利だという人にはピッタリのアイテムといえるでしょう。容量はリアシートのヘッドレストふたつがちょうど入るぐらいの大きさ。それほど大きくはありませんが、ラゲッジで散乱してしまいそうな小物類をまとめて収納しておくのにちょうど良さそうです。
唯一、値段がちょっとお高めなのが気になる点でしょうか。有名国内メーカーの安心感はありますが、もう少し手ごろな価格になるとありがたいです。
購入価格~4980円
おすすめ度~★★★



セイワ マグネットリアデフォッガーカバー

ラゲッジルームを使う時に気になっていたのが、リアデフォッガーの配線がむき出しになっていることです。配線は非常に細くて、荷物をラゲッジいっぱいに積み込んだ時にそれが当たったり、荷物を積み下ろしする際に体に引っかけてしまったりして、配線を傷めてしまうのではないかという不安がありました。そこで、むき出しの配線にカバーをかぶせて保護するためのアイテムを付けることにしました。
選んだのはセイワの「マグネットリアデフォッガーカバー」。他にも似たような商品はいくつもありますが、これを選んだ決め手は、マグネットで装着することができるということです。他の商品では両面テープで貼り付けるタイプのものが多かったのですが、マグネットタイプであれば万一、取り外したいとなった場合でも、テープ跡を残すこともなくすぐに外せます。また取り付け時、曲がったり斜めになったりしてしまったような場合でも、簡単にやり直すことでできます。不器用な私にとっては、これは大きなポイントです。
購入価格~1940円
おすすめ度~★★★★




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