ジムニーにいろいろパーツを付けてみた!!~ラゲッジ強化編

JB64ジムニー(MT)

 ジムニーは軽自動車ということで、どうしてもその寸法が限られています。室内空間はお世辞にも広いとは言えません。リアシートを起こした4人乗車状態では「ラゲッジスペース」はほぼ無いも同然。ですので私は、リアシートは常に畳んだ状態にして使っています。そうすると、フラットで真四角なラゲッジスペースができるので、使い勝手は格段に良くなります。

 この限られたスペースを有効活用してさらに使いやすくしたい! ということで、ラゲッジルーム周辺に収納系を中心としたアクセサリーパーツを取り付けてみました。

EXEA ジムニー専用ブラックサイドバー

 まず取り付けたのが、リアシートのアシストグリップを外してそこに装着するサイドバーです。私の使い方では、基本的にリアシートに人が座ることはほぼありません。だったらアシストグリップもいらないだろうということで、このバーに置き換えてしまいました。天井サイドバーを入れることによって、ハンガーを使って上着をかけておいたり、車中泊時にランタンをぶら下げたりすることができるようになります。

購入価格~3691

おすすめ度~★★★

商品一式。取り付けは専用の金具固定するを使って固定するようになっています。
リアシート用の天井アシストグリップを外し、その固定ネジ穴に専用金具で取り付けます。
取り付けるとこんな感じ。金具部分を覆うカバーも付属するので、金具が露出することはありません。

MK&JAMT 天井ネット

 ラゲッジルームの天井部分にサイドバーを入れたので、それを利用して天井ネットも取り付けました。軽いけどちょっとかさばるような荷物(ブランケット、バスタオル、フロントサンシェードなど)を収納するのに良いだろうと思い、天井ネットを装着してみました。

 購入したのはアマゾンで見つけた「MK&JAMT」という聞いたこともないブランドの商品。こざっぱりした梱包からも、アマゾンではよく見かける中華系アイテムかと思われます。

 とはいえ、中華系でもこれがなかなかの優れモノ。ティッシュホルダーが付いていたり、二層構造となっていて小物の収納もできるようになっていたりと、いろいろな工夫がなされていて非常に使いやすいネットとなっていたのでした。 

購入価格~2703円

おすすめ度~★★★★

サイドバーにはベルトで取り付け。この状態では弛(たる)みはなく、後方視界を妨げることもありません。
ファスナーを開けると小物を収納できるようになっています。小さいものはここに入れておけば、走行中こぼれ落ちることがありません。
ティッシュケースを装備。ジムニーはボックスティッシュの置き場に困るので、これは便利です。なお、ティッシュはボックスタイプよりもビニールパッケージタイプが推奨されています。

BON FORM ジムニー専用ノンスリップラゲッジマット

 ジムニーのリアシート背面はプラスティック製。リアシート背もたれを倒して、ラゲッジルームを拡大すると、このプラスティック面の上に荷物を置くようになります。ところがプラスティック製ということで、載せた荷物が走行中に滑って動いてしまったり、プラスティック面が滑って動き回った荷物によってキズだらけになってしまったりと、良いことが何一つありません。

 そこで、このプラスティック面を覆ってしまうラゲッジマットを敷くことにしました。これで上記の問題を一気に解消することができるはずです。

 選んだのはボンフォームの「ジムニー専用ノンスリップラゲッジマット」。

 商品をパッケージから取り出してまず感じたのが「かなりぶ厚いな」ということでした。厚みがある分、写真で見ていたよりもずっしりとした重みがあり、安定性・耐久性が高そうな印象です。

 また、「ジムニー専用」をうたうだけあって、マットの形状はジムニーのラゲッジスペースにすき間なくピッタリと収まります。マットは3分割となっており、リアシート背面部を覆うメインのマットが1枚、それにタイヤハウスの上を覆うマットが左右に1枚ずつ、計3枚の構成。メインのマットはシートのすき間に挟み込んだり、ゴムひもを引っかけたりしてズレないように固定します。サイドの2枚はただ置くだけですが、マット裏面も滑り難い加工がされているので、オフロード走行などかなり激しく走ってもサイドマットがズレてしまうようなことはありません。

 一方、肝心のマット表面は細かいシボ状の凹凸が刻まれており、荷物を乗せても簡単に滑ってしまうことはなくなりました。

購入価格~5566円

おすすめ度~★★★★

メインとなる本体のマットと、左右ホイールハウス上をカバーするサイドマットの三枚構成。
マットの縁にあるズレ防止のための「ベロ」を、リアシートとシート背面のプラスチックカバーの間に押し込みます。
さらにプラスチックカバーのカドに、マット裏面のゴムベルトを引っかけます。
純正ラゲッジボックスのフタにもゴムベルトを引っかけます。ちなみにマットを引いていても、ラゲッジボックスのフタを開閉することができるようになっています。
ホイールハウス上のマットはただ置くだけですが、走行中ズレることはほぼありません。左右で形状が微妙に違うので注意しましょう。
本体マットは左右分割となっているので、リアシートを片側だけ倒した状態でも使うことができるのが便利。

セイワ ジムニー専用ラゲッジ収納ボックス

 カー用品メーカーのセイワからシリーズ化されているジムニー専用グッズ。その中のひとつである「ジムニー専用ラゲッジ収納ボックス」を装着しました。ジムニーのミニマムな空間のデッドスペースをうまく活用した、便利な収納アイテムです。

 この商品はジムニー専用をうたうだけあって、ホイールハウス上のデッドスペースにぴったりと収まるサイズに仕立てられているのがポイント。なので、リアシートを倒しているときはもちろん、起こした状態でもリアシートに干渉することなく使うことができるようになっています。取り付けはサービスホールに付属のねじ4本で固定するだけと、非常にお手軽。フタも付いているので、走行中にボックスに入れた中身がこぼれ出てしまうようなこともありません。また、このフタ部分はしっかりとした作りになっており、後席使用時のひじ掛けや、スマホなどの軽量な小物を一時的に置いておくテーブルとしても使えるようになっています。

 ジムニーのラゲッジルームには、アンダーボックスが純正装着されています(一部グレードを除く)。しかしこれだけでは容量もそれほど多くなく、一時的に小物を入れておくようなスペースがもう少しあると便利だという人にはピッタリのアイテムといえるでしょう。容量はリアシートのヘッドレストふたつがちょうど入るぐらいの大きさ。それほど大きくはありませんが、ラゲッジで散乱してしまいそうな小物類をまとめて収納しておくのにちょうど良さそうです。

 唯一、値段がちょっとお高めなのが気になる点でしょうか。有名国内メーカーの安心感はありますが、もう少し手ごろな価格になるとありがたいです。

購入価格~4980円

おすすめ度~★★★

商品は、ボックス本体と取り付け用のネジ4本が付属。ボックス本体は、使わない時はこのように折りたたんで仕舞っておくことも可能。
取り付けは、リアウインドウ下のサービスホールに付属のネジで固定するだけ。工具も必要ないので誰でも簡単に取り付けできます。
大きさは高さ17cm、長さ45~50cm、幅17cm(実測値)となかなかの大容量。リアシートのヘッドレスト2つがすっぽり収まります。

セイワ マグネットリアデフォッガーカバー

 ラゲッジルームを使う時に気になっていたのが、リアデフォッガーの配線がむき出しになっていることです。配線は非常に細くて、荷物をラゲッジいっぱいに積み込んだ時にそれが当たったり、荷物を積み下ろしする際に体に引っかけてしまったりして、配線を傷めてしまうのではないかという不安がありました。そこで、むき出しの配線にカバーをかぶせて保護するためのアイテムを付けることにしました。

 選んだのはセイワの「マグネットリアデフォッガーカバー」。他にも似たような商品はいくつもありますが、これを選んだ決め手は、マグネットで装着することができるということです。他の商品では両面テープで貼り付けるタイプのものが多かったのですが、マグネットタイプであれば万一、取り外したいとなった場合でも、テープ跡を残すこともなくすぐに外せます。また取り付け時、曲がったり斜めになったりしてしまったような場合でも、簡単にやり直すことでできます。不器用な私にとっては、これは大きなポイントです。

購入価格~1940円

おすすめ度~★★★★

本体裏側。2本のマグネットによってリアドアの鉄板部分に装着します。磁力はかなり強力で、ガッチリと貼り付けることが可能です。
ヒョロッとしたデフォッガー配線がむき出しです。リアドアとの間に微妙なすき間もあって、何かのはずみで配線を引っかけて断線させてしまいそう。
カバーを装着。カバー本体は、リアドアの形状にピッタリと沿うようになっているので、すき間が開くこともなく綺麗に貼り付けることができます。
左右両方の配線をカバー。後付け感のない素材・色・形状となっているので、まるで純正がこの状態であるかのような違和感のなさ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました