ジムニーに一年乗ってみて・・・

JB64型ジムニーの画像 JB64ジムニー(MT)

 今年も一年が終わろうとしていますが、ちょうど昨年の12月、私のジムニーが納車されました。ここまで一年乗ってきましたが、その感想を書いていこうと思います。

 まず良いところですが、これは何といっても、とにかく運転していて楽しいということ。特に私のジムニーはマニュアルミッションなので、少ないパワーのエンジンを、自分の手足を駆使してアクセル、クラッチ、ギアを操作しキビキビと走らせるだけでもう爽快な気持ちになれます。

 また、オフ車特有のストロークが長くて柔らかめなサスペンションは、ホイールベースの短さも相まって、低い速度でも前後左右の荷重変化を簡単に引き起こします。交差点を普通に曲がるような時でも、四輪それぞれのタイヤにうまく荷重を乗せ変えながら綺麗に通過できると、思わず顔がニヤけてしまいます。速く走ることを目的として足を固めたスポーツカーでは、タウンスピードでこうした楽しみ方はなかなかできるものではありません。

 そしてオフロードや雪道の走破性の高さは、やはデリカなどでは味わえないレベルの高さ。私程度のウデと度胸ではとても限界まで試せるものではありませんが、走破性の高さはそれだけドライバーの心理状態に余裕を与えてくれることに繋がります。デリカだったらちょっと緊張するような場面でも、鼻歌混じりで通過することができるのがジムニーです。

 そして意外と広い室内空間。私は慎重177センチですが、そんなに窮屈な思いをすることなく車中泊も可能です。また、私のクルマにはルーフボックスを装着してあるので、すぐには使わない荷物はすべてその中に入れておけば、限られた室内を有効に使うことができます。

 あとは、そのルックスの良さ。現行型ジムニーを「カッコ悪い」と思う人はほとんどいないのでは?と思えるほどに完成されたスタイル。カスタムパーツも多く出ていて、さらに自分好みの見た目にしたり、機能を追加したりという多彩なアップデートができるのも良い点です。自分も、クルマを駐車場に止めると、必ずと言っていいほど少し離れた場所で振り返って愛車の姿を見てしまいます。

 次に気になること。

 これはズバリ「遅い、狭い、燃費悪い」の三点に尽きます。

 まずひとつ目の「遅い」です。あれあれ、長所のところで「パワーが少ないから運転が楽しい」と書いていたのと矛盾しませんか?

 確かに、そこに運転の楽しさがあるのは間違いないのですが、一方で高速道路や山道の上り坂などでは、どうしても余裕がなくなってくるのを如実に感じてしまうのもまた事実。我が家のTクロスと同じように、1リッターぐらいのターボエンジンを搭載したら、楽しさとゆとりを両立できるようになると思います。

 そしてふたつ目の「狭い」です。うーん、これも長所に書いていた「案外広い」というのとも矛盾しますね。自分でも「どっちなんだい!!」とツッ込みたくなります。

 確かに車中泊もこなしてくれますが、こちらもやっぱり室内空間に余裕はありません。車中泊をするとなると物の置き場や積み方などに工夫をしなければならず、デリカのように「適当に放り込んでおけばOK」というわけにはいきません。広さだけなら、当たり前ですがジムニーとデリカでは、四畳半一間のアパートと1LDKマンションぐらいの違いがあります。

 そして最後の「燃費悪い」です。

私はここまで毎回燃費記録をつけていますが、一年を通しての平均燃費は13.9km/l。そんなに悪くないような気もしますが、より排気量の大きなTクロスとあまり変わりません。むしろ、遠乗りをした時の燃費の伸びはTクロスのほうが圧倒的に上回っています(遠乗り燃費 ジムニーは15~16km/l、Tクロスは18~19km/lぐらい)。

 これは非常に主観的なもので、「何と比較するか」によって評価は大きく変わってくると思います。例えば、JB23型ジムニーや我が家でも活躍していたパジェロミニと比べれば「とても良い」という印象になると思います。しかし私はどうしても直近に乗っていたデリカや奥さんのTクロスと比べしまうので、「もうちょっと燃費がよければなぁ」と思ってしまうというわけなのです。

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