Tクロス 最初で最後のロングドライブ

フォルクスワーゲン・Tクロスが道端にたたずむ後ろ姿。 VW Tクロス
長かったTクロスとの最後を飾る「旅」に出た。

 

 クルマ買い替え前の恒例行事、Tクロスのお別れドライブに行ってきました。

 振り返ってみると、このTクロスではほとんど遠乗りをしたことがなく、一度だけ、スノースクートのメンテナンスで富山まで行ったことがあるぐらいです。

 ということで、最後ぐらいはガッツリと遠くまで走り込んでみたいと思いましたが、仕事の休みの都合で日程は最長でも丸2日しか取れません。そこで今回のお別れドライブは「下道で大阪」に行ってみることにしました。

20時過ぎ、大阪に向けて川崎の自宅を出発!

4月19日(土) 20時30分

 この日は早朝から仕事で、朝は2時半起きでした。仕事が終わって家に帰ってきたのが17時。そこから仮眠をとって20時30分ごろ、川崎の自宅を出発します。

 まずは自宅近くのスタンドで給油をして、大阪に向けての遠路に備えます。Tクロスの燃費とタンク容量を考えれば、大阪までは無給油で行けるはずです。


 国道246号線を厚木まで走り、県道63号線(小田原厚木道路の側道)を経由、大磯で国道1号線へ。そこからひたすら国道1号線を西へと向かいます。

 下道で愛知・大阪方面に行く場合、246をそのまま沼津まで行くか、多少の課金を許容して第三京浜などを利用するというのが定番ですが、私が下道で西を目指す際はこのルートを取ることが多いです。箱根越えは信号が少なくて走りも楽しめるから、というのがその理由。箱根新道の急坂も、Tクロスは力不足を感じることなく登り切ってくれました。

23時


 箱根峠のエコパーキングで最初のトイレ休憩です。あたりは真っ白な霧が深く立ち込めていました。

4月20日(日)1時

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 富士市のあたりからは、高速道路と見まがうほどの高規格バイパスで一気に西へ。道の駅掛川で2度目のトイレ休憩です。出発前に仮眠を取っておいたのが効いているのか、ここまでほとんど眠気を感じずに運転してこれています。

名古屋を過ぎ、名阪国道で大阪へ!!

6時30分

 道の駅掛川を出たあとは、頻繁に眠気を感じるようになってきました。道の駅潮見坂や名古屋市内のコンビニなどで仮眠や小休憩をとりながら進みます。

そして6時30分、いよいよ名阪国道へ入ろうかというところまでやっきましたが、ここでトイレ休憩を挟みます。「名阪関ドライブイン」です。

「うまいもん道中」ですって。
当然ですが、こんな時間ではまだお店は開いていません。店が開いている時にここでつい買ってしまうのが、伊勢名物・赤福。伊勢には行ったことがありませんが、赤福は大好きです。
日曜日の早朝ということもあって、駐車場に停まるクルマの数はまばら。ほとんどは車中泊をしているようでした。ここは中京圏から、大阪だけでなく伊勢方面へも通じる場所だけに、日中ならかなりの人でにぎわっている道の駅なのですが。

 そしていよいよ名阪国道へ。中京圏と関西を結ぶ無料の高規格道路として有名です。

 そんな快走路をしばらく走ると、またもや眠気が襲ってきます。上野PAに立ち寄りここでも15分の休憩。今回の大阪への道行きでは、前半は調子良く走っていましたが、中盤から後半にかけてはやや休憩が多くなっています。

 名阪国道は天理で終了、ここからは一般道で奈良市内を抜けていきます。いつもは阪奈道路を通って生駒の山を超えることが多いですが、今回はカーナビが南の国道25号線回りを指示していたので、それに従ってみることに。

8時30分

 ようやく大阪入りできたのは8時30分ごろ。神奈川の自宅から大阪まで、完全下道(無料道路)のみの行程でしたが、ちょうど12時間ほどで到達しました。土曜の深夜という、交通量が最も少なくなる曜日・時間帯の移動でしたので、本来ならもう少し早く大阪にたどり着くかと思っていました。しかし仕事終わりでそのまま出発したのはさすがに体力的にキツく、休憩や仮眠に多く時間を取られてしまいました。

 さて大阪までやってきましたが、この後はどうするか? 今回のドライブは、Tクロスで長距離走行するということが一番の目的ですので、特に大阪での観光などは予定していませんでした。

 それでもせっかく大阪まで来たのだから、ということで大阪万博の会場を見ていくことに(予約もしていないので入場はしませんが)。

大阪といえば、やはり「バンパク」!

 万博会場となっているのが大阪湾に浮かぶ人工島・夢洲(ゆめしま)です。その対岸にある舞洲(まいしま)から万博会場を臨みます。話題の大屋根リングは対岸からでもはっきり見えました。

 その後、夢洲に渡って会場の前をクルマで通過しましたが、思いのほか混みあってはいないようでした。会場周辺の道路も全く混雑することもなく(駐車場は離れた場所に用意されていて、シャトルバスで会場入りするようです)、辻々に立っている案内のボランティアの方や警備の方のほうが目立つほどでした。

対岸の島からもはっきりと見えるのが、この「大屋根リング」。さすが、世界最大の木造建築を誇るだけのことはあります。
万博会場付近を走るシャトルバス。チャイナ製の電気バスのようですが、これで少し離れた駐車場と会場をピストン輸送しています。

 夢洲・万博会場の前を通って、なんとなく盛り上がりに欠ける「2025大阪万博」の雰囲気を感じることができましたので、次なるは「1970年の大阪万博」の会場跡地でもある、万博記念公園に行ってみることに。こちらの公園には、当時の万博のシンボルでもあった「太陽の塔」が残されているそうです。岡本太郎氏の手掛けた太陽の塔ですが、私はこれまで実物を見たことがなかったので、一目見たいという思いでやってきました。

 その万博記念公園、この日はかなりの賑わいで、入場券を購入するにも行列ができていました。家族連れやカップルだらけの中、オジサンが一人で公園を歩いていることに居たたまれなくなり、園内に入場することなく早々に引き揚げてしまいました。しかし、公園の外からも太陽の塔をしっかり見ることができたので、とりあえずは満足!

今朝来たばかりなのに、午後には川崎へとんぼ帰り…

15時

 今朝大阪入りしたばかりですが、仕事の休みが明日までとなるので、ちょっと早い気もしますがこれで大阪を引き上げることにします。

 当初、帰りは名阪国道を通って、亀山から高速で帰ろうと考えていました。しかし大阪での最終地が吹田市の万博記念公園だったため、名阪国道に戻るのはちょっと遠回りです。そこで、予定変更で国道307号線で亀山に向かうことにしました。

16時

 京田辺市のJA-SSの前を通りかかると、ハイオク179円の表示が。給油の予定はありませんでしたが、これは安いと思い、ついつい立ち寄ってしまいました。

 今回のドライブで感じていたのですが、道中のスタンドが掲げているガソリン価格を見ていると、関東よりも関西のほうがガソリン価格が全体的に安いような気がしました(気のせい?)。

 なお、この時は12.83リットル給油して2297円でした。ここで満タンにすれば自宅まで、十分にたどり着くことができることでしょう。

 そして、一週間後にはこのTクロスを手放すことになるので、おそらくこれがこのクルマ最後の給油になると思われます・・・。

信楽付近走行中、こんな巨大タヌキが。ちょっと見たこともない大きさで、迫力、インパクトともに万博のガンダムを凌ぐのでは!?
ここまで走ってきた思い出が走馬灯のように駆け巡る…。長かったTクロスとの「旅」もいよいよ終盤へ…。


 

18時

 亀山インターから東名阪自動車道に入ります。

20時30分

 新東名・掛川PAで、高速に乗る前に買っておいたお弁当を食べて、1時間ほど仮眠。掛川PAには2時間ほど滞在しました。

 その後は新東名の120km/h区間を快調に走行。

 1リットルに満たない排気量ながら、120km/h+αぐらいの巡行も余裕でこなすTクロス。ナリは「Tさい」大衆車ですが、アウトバーンのお国に出自を持つことを改めて思い知らされます。

 そして日付けが変わって0時30分ごろ、無事自宅に戻りました。

 このステアリングを握ることができるのも、もうあとわずか・・・。

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